続・女の子らしさのお勉強

（アニス・・ガイ・ジェイド）

「あれ？〜？・・・どこ行ったんだろ？」

「・・・どうした、アニス」

「あ！！も〜、捜したんだよ。どこ行って・・・って、ちょっと！！」

「・・・・・・？」

「そんなとこで何してんの！？」

「あっちで果物見つけたから、取ってきた」

「あ、そうなんだ。食材もなくなりかけてたし、ちょうど良かった〜・・・って、そうじゃなくて！！」

「どうしたんだ、アニス。そんなに騒いで」

「ガイ！？ちょ、こっち来ちゃダメ〜！！」

「ん？もいるのか・・・っ！！」

「どうした、ガイ。顔が赤い」

「！いいから降りてきなさいってば！」

「・・・アニス、どうして怒ってる？」

「も〜！そんな短いスカート履いたまま木に登ったりしたら、下着が見えちゃうでしょ！」

「見えると困るのか？」

「う〜・・・もう、大佐！」

「はいは〜い。なんですか、アニス」

「大佐、にどういう教育をしてるんですか！！」

「どういうと言われましても・・・あれは軍服ですからねぇ〜」

「・・・でも、いくらなんでもスカートの丈が短すぎないか？」

「そうですね。規定の物よりも少し短いですね」

「ですね・・・って、大佐」

「陛下自らが彼女に与えたものですから、私にはなんとも・・・」

「・・・マルクトの皇帝って、一体・・・」

アビス

アニスの苦労話