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たことある人

(ルーク・ティア・アニス・イオン・・ジェイド)

 

 

「・・・・・・」

「・・・・・・」

「・・・・・・」

「・・・おい!なんだよ、さっきから人の顔じっと見て!言いたい事があるんならさっさと言えよ!!」

「ちょっとルーク!怒鳴るのはやめて!」

「そうですよ。って一見何考えてるのか解らないし、話してみてもちょっとテンポがズレてるっていうかやっぱり何考えてるのか解らない事もあるけど、基本的に悪い子じゃないんですよ」

「アニス。それは多分フォローになっていないと思いますが・・・」

「それにしてもどうしたの、?ルークの顔に何かついているの?」

「・・・・・・」

「ちょっと、〜?ほんと、どうしたのよ」

「・・・見覚えがある」

「・・・なにが?」

「ルーク。私、どこかでルークに会った・・・」

「え!?」

「・・・ような気がする」

「気がするだけかよ!!」

「え〜!?どこかって、どこで?」

「解らない」

「・・・ふむ」

「あ、大佐!またこっそり聞いてたんですか!?」

「聞いていたのではありません。聞こえてきたのですよ」

「・・・ああ、そうですか」

「それはともかく、ルーク。あなた今何歳でしたっけ?」

「は!?もうすぐ18だけど?」

「18・・・ですか。なるほど」

「大佐〜?一体どうしちゃったんですかぁ?」

。おそらくは貴女の気のせいでしょう」

「・・・気のせい?」

「ちょっと、大佐!軽〜くスルーしないでくださいよ!!」

「貴女は任務を含めても、一度もキムラスカへは行った事がないでしょう?彼がキムラスカから出た事があれば別ですが・・・」

「だから言ったろ!俺はず〜っと屋敷に軟禁されてたんだっつーの!」

「だ、そうですよ」

「でもま、一度はマルクトの連中に誘拐されかけたけどな」

「それはどうでしょう?少なくとも、私はその件に関しての報告は受けていませんから」

「俺が嘘ついてるって言いてぇのか!?」

「そうは言ってませんよ」

「・・・・・・」

「大佐ぁ。なんか納得できてないみたいですけど〜?」

「少なくとも、貴女がルークを知る機会はないはずですよ、。あるとすれば、それは・・・」

「それは・・・なんですか、大佐?」

「いえ、何でもありません」

「・・・気のせい?」

 

 

 


アビス。何処かで見た気がするのだけれど?