「・・・どうした」

食事の手を止めて小さくため息を吐いたに、一清は抑揚のない声で問い掛けた。

それは本当に僅かなものだったのだけれど、一清がの変化を見逃す筈もなく。

普段よりも食事が進まない彼女を、藤野もまた心配げに見詰めている。

「・・・べっつに」

「そう言い張るのなら普段通りにしていろ」

少し迷った結果言葉を濁したに、一清はにべもなく言い放つ。

としてはいつも通りにしていたつもりなのだけれど・・・―――そうは思いつつも、少しは心配くらいしてくれても良いのではないかと理不尽な思いを抱く。

心配されたらされたで、気味悪がるだけなのだが。

「・・・目に見えない事を証明するって、難しいよね」

「今更だな。そんな事はこの仕事をしていれば当たり前の事だ」

「ま、そうなんだけど・・・」

呟きつつまたもやため息を吐いたを見詰め、一清と藤野は訝しげに顔を合わせる。

彼女がここまで考え込むのは珍しい―――どちらかといえば行動派である彼女は、大抵の事ならばいつの間にか器用にこなせてしまう。

それほどまでに厄介な事が起こったのだろうか?

そうは思うのだけれど、一度話さないと決めた彼女から事の真相を聞き出す事は不可能だという事も彼らはよく知っている。

どこか上の空で食事を続けるを前に、一清もまた微かにため息を吐き出した。

 

たすべき責任

 

今日も藤野の運転で麻衣の高校へと向かったは、目の前に立つ古い木造校舎を見上げてため息を吐く。

昨日は危なかった。

思い出すだけでゾッとする―――直接被害を被るわけではないがそうだったのだから、当事者のジョンの心境はそれ以上だろう。

お祓いをしていたジョンの頭上から、天井が落ちて来たのはつい昨日の事。

あの時は異変に気付いた麻衣のお陰で事無きを得たが、最悪の事態を考えると恐ろしい。

「・・・ここってホント、どうなってんだろ」

旧校舎を見上げたまま、途方に暮れたとばかりに独りごちる。

霊がいない事は確かなのだ。

の目には、霊の姿は映らない。

けれどここで不可解な出来事が起きていることも間違いない―――綾子はいつの間にか閉まっていたドアのせいで教室内に閉じ込められ、旧校舎のガラスはひとりでに割れた。

ラップ音にも似た音が鳴り、黒板に亀裂が入った。

もしも・・・もしもと仮定してこの旧校舎に霊がいたとしても、それは高い霊視能力を持つの目にも映らないほど弱い霊だという事になる。

けれどには、それほど弱い霊がこんな騒ぎを起こせるとは思えない。

滝川は『いないふりが出来るくらい強い霊かもしれない』と言ったが、それでもそんなに強い力を持つ霊ならば、ほんの僅かにでも気配を感じないわけがなかった。

霊はいないけれど、怪奇現象は起きる。

その意味するところが解らないまま、仕事を終了するわけにも行かない。

まさか数日前に当主に仕事を命じられた時は、こんな厄介な問題に当たるとは思ってもいなかったけれど。

「おーっす。今日も来たな」

唐突に声を掛けられぼーっとしていたが振り返ると、そこにはへらへらと笑みを浮かべた滝川が同じくへらへらと手を振っている。

思えば、第一印象はお互いあまりよくなかった筈だというのに、気が付けばこうして挨拶を交わし、共にいる事が多い。

まぁ、第一印象で言えば他の面々も大して変わりはないけれど・・・―――人の縁というのは不思議なものだと、は今更ながらにしみじみと思いながら滝川に向かい口を開いた。

「そりゃ来るよ。仕事だもん」

「いやいや、霊はいないって言ってたから、もう来ないかと思ってた」

「だって霊がいないって証明が出来てないんだから、仕事終わらせるわけにもいかないし」

軽く笑う滝川を見上げて、はぼそぼそと呟く。

このまま仕事を終わらせれば、当主からの嫌味は避けられない―――それどころかもう一度派遣されてしまうに違いない。

霊という酷く曖昧なモノを商売にしているが、一清ははっきりと結論を出したがるタイプなのだ。

出来ればこれ以上学校を休むのは避けたいところだが、彼に世話になっている以上逆らい続けるのも気が引ける。

それで追い出されたりはしないだろうが、の性格上、無償で世話になるのは流儀に反するのだ―――世の中はギブ・アンド・テイクがの信条だ。

急に覇気のなくなったを見下ろして、滝川は小さく息をつくとその手をポンとの頭の上に乗せた。

「お前もいろいろ大変なんだな・・・」

「・・・余計なお世話だよ」

しみじみと言われた言葉に思わず頬を引き攣らせたは、頭に乗っている滝川の手から逃れるように身を捩り、べーっと舌を出して旧校舎へと駆けて行く。

ヒラリと舞うスカートと長い黒髪を靡かせるその背中を眺めて、滝川は小さく苦笑を漏らし、いつの間にか自分たちにとっても拠点となっているベースに向かうべく足を踏み出した。

「何これっ!?」

とは違いゆっくりと廊下を歩いていた滝川は、高く響いたその声に何事かと慌ててベースである空教室へと飛び込んだ。

「どうしたっ!?」

まさか何かあったのだろうかと思い声を上げた滝川だが、それに対する返事は残念ながら返っては来ない。

訝しげにの顔を覗き込んで、その呆気に取られたような表情に視線を辿って顔を上げ、彼女が何に対して驚いていたのかを察した。

空教室に仰々しく設置されていた機材のほとんどがなくなっている。

物取りにでも遭ったのだろうかとも思ったが、泥棒がこんな薄気味悪い校舎に入ってくるとも思えない―――そもそも、普通の旧校舎にあんな機械が常に置いてあるわけではないのだ。

「コレって・・・片付けたんだよ、ね?」

「ああ、ま・・・そうだろうな」

「片付けたって事は、もう事件は解決しちゃったって事?」

「・・・さぁ、俺に聞かれても」

それもそうだと思い直し、はグルリと教室内を見回す。

機材の持ち主であるナルは、残念ながらここにはいない。

ただ機材が残っているという事は、まだこの近くにいるか・・・もしくは戻ってくるつもりなのだろう。

そう結論を下して、はナルを捜すべく踵を返す。

何度も言うが、この旧校舎に霊はいないのだ。

それでもが仕事を終えられないのは、霊がいないにも関わらず起きている怪奇現象の原因が解っていないから。

の意見としては、ナルが途中で事件を投げ出すようなタイプには思えない―――こう見えても、人を見る目には自信があるのだ。

ならばナルは何か・・・その『原因』であろう何かを突き止めたに違いない。

人に頼る事はあまり好きではないが、にその原因がなんなのか想像も付かない以上、こうなれば素直に聞くしかない。

調べられる事ならばともかく、そうでない事は素直に聞く―――他の霊能者とは違い、彼らが持つような特有のプライドや対面を気にすることがないだから出来る事だろうが。

背中から掛けられる滝川の声もそのまま無視して、おそらくはナルがいるだろうワゴン車へと向かう。

昔から探究心が旺盛だった彼女は、知らない事、気になった事への答えがあるのならば、じっとなどしていられない性質だ。

気の急くままに旧校舎を飛び出し、おそらくはいつもの場所に停まってあるワゴン車を目指し駆け出したは、そこにナルと麻衣の姿を見つけて口元を綻ばせる。

「ナル!麻衣!!」

声を掛けると麻衣が驚いた表情のまま振り返り、そうしての姿を認めてふんわりと笑顔を浮かべるとおはようと明るく声を上げた。

それに同じくおはようと返し、走る勢いのままナルの目前へと飛び込む。

「ナル!ベース、片付けられてるんだけど!!」

「ああ、そうだな」

「そうだなって・・・」

「おい、!!」

そんなにも動じた様子を見せずあっさりとそう返したナルに、再びが口を開きかけたその時、背後から少し荒い滝川の声がかかり振り返った。

その先には突然走り出したを追いかけて来た滝川と、いつの間に合流したのか綾子とジョンの姿まである―――計らずともいつものメンバーが揃ったのだ。

「お前なぁ・・・いきなり走り出すから吃驚しただろうが・・・」

「ごめん。ものすごく気になったもんだから・・・」

「それにしたって・・・まぁ、もういいけど。それよりどうしたんだよ、実験室」

ほんの少しだけバツが悪そうに自分を見上げるを見下ろして、滝川は小さくため息を吐くと改めてナルに向き直る。

ワゴン車の荷台に座り、鬱陶しそうに自分たちを見る美貌の少年は、帰る準備でもしているのかという綾子のからかいの言葉にあっさりと頷いた。

それに驚きの声を上げる麻衣に冷ややかな視線を投げかけて、片隅に束ねられてある紙束へと手を伸ばす。

「事件は解決したと判断した」

至極あっさりと告げられたその言葉に、全員が目を丸くする。

昨日の今日で、もう事件が解決した?

「除霊したのか!?」

「してない」

訝しげな滝川の問いに簡潔にそう答えたナルは、手に取った紙束を滝川へと差し出す。

訳も解らずそれを受け取った滝川に水準測定器のグラフだと言葉を添えて、同じく訝しげな表情を浮かべている一同を見詰めて、静かな声でナルは説明を始めた。

「旧校舎は昨夜一晩で最大0.2インチ以上沈んでいる。―――地盤沈下だ」

「なにぃ!?」

悠然と告げられた言葉に、全員が声を上げて滝川の持つ紙束を覗き込む。

しかし一拍後、そのグラフを覗き込んだ滝川達は僅かに頬を引き攣らせた―――見ても解らない場合はどうしたら良いのだろう。

乾いた笑いを浮かべる滝川からグラフを受け取り、それをいやに真剣に見詰めるとは反対に、早々にグラフの理解を諦めた綾子が改めてナルに向き直った。

「じゃあ、なに?あの怪現象の原因はそれだって訳?」

信じられないとばかりに詰め寄る綾子を一瞥して、ナルはの手からグラフを取り戻すとそれを全員に見えるようにその場に広げる。

「この辺り一帯は、湿地を埋め立ててできた土地なんだ」

ナルの説明はこうだった。

チェックした井戸の数から推測するに、この学校の真下にはかなり大きな水脈が通っているらしい。

その井戸は今も2つほど残ってはいたが、どちらも井戸もほとんど水は枯れかけていた。

湿地を埋め立てたこの場所は、元々地盤が弱い。

地下の水脈が今も生きているならば問題はなかったかもしれないが、その水脈は今はもう枯れかけてしまっている―――そのせいで地下に空洞が出来、地盤沈下が起きた。

特に激しかったのが、あの例の教室。

建物の一方が急速に沈んでいるせいで、あちこちにねじれやひずみがきているのだそうだ。

「じゃあ、椅子が動いたり屋根が落ちたりってのはそのせいなわけか」

「そう。あの教室は西側の床が東側より3インチも低かった」

「3インチ・・・7センチ半ってとこか」

とんでもねーと呟く滝川の声を耳にしながら、は旧校舎を見上げた。

こうして見る限りでは、校舎の傾きは解らない。

しかしナルの言葉通り、地盤沈下ならばすべての事柄にも頷けるのだ―――椅子が動いた事も、屋根が落ちた事も。

綾子が閉じ込められた事は関係があるのかどうかは解らないけれど、地震などで建物が歪むと扉や窓が開かなくなるという話を聞いた事があるので、それが理由なのかもしれない。

ラップ音だと思われていた音も、実際は建物がひずんでいる音だったのだろう。

そんな危険な建物の中にいたのかと思うといい気分はしないが、これですべての謎が明らかになったのだ。

「すごいんだねぇ、ナルって」

「どうも」

あれほど不可解だった事柄を一晩で解決してしまったナルに対して賞賛の言葉を投げかけるが、ナルはそんなを一瞥しフッと鼻で笑っただけだった。

なんとな〜く、バカにされた気がするんですけど。

綺麗な顔をしているくせに可愛げのない笑みに、は己の上司を思い出して頬を引き攣らせる。

どうして何拍子も揃っている者は、こうも性格に難があるのだろうか。

綺麗だと言われるすべての人がそうなのではないだろうが、少なくとも自分の傍にいる者たちはみんなそのタイプだ。

それでもその頭脳と容姿を以って、世の中を上手く渡っていくのだろう―――そう思うと神様って不公平だと思うが、この世の中平等なものなど多くはないという事を身をもって知っているは悔し紛れにそっぽを向く。

「旧校舎付近は立ち入り禁止にしてもらった方がいい。この建物は遠からず倒壊するだろう」

ナルの静かな声に、はこれで仕事は終わったのだと安堵の息を吐いた。

 

 

「あ〜あ、終わったなぁ・・・」

片づけを始めるというナルたちと別れ、旧校舎の出口付近で集まっていた面々は、滝川のしみじみとした声に視線を向けた。

「滝川さん。終わって欲しくなかったんどすか?」

「別にそういうわけじゃねーけどさぁ・・・」

ジョンの不思議そうな表情を見返して言葉を濁す滝川だが、ふと目に入った綾子がニヤニヤと人の悪い笑みを浮かべているのに気付き頬を引き攣らせる。

「・・・なんだよ」

「べっつに〜。そういえば、あんたは随分嬉しそうねぇ・・・」

「え、私?」

相変わらず人の悪い笑みを浮かべ続ける綾子に唐突に話を振られ、ぼんやりと旧校舎内を見回していたは慌てて口を開いた。

「そりゃ、こうして仕事してる間は学校行けないもん。終わってくれてホッとしたよ」

「へぇ〜、あんた学校好きなんだ」

言葉通り笑顔を浮かべるに、綾子は感心したように声を上げる。

有名な家の月華と呼ばれていてもまだまだ子供なのねぇと心の中で呟きながら言葉を返した綾子に、は少し考える仕草で首を傾げた。

「う〜ん・・・そりゃ嫌いじゃないけど。ほら、ずっと休んでると授業に遅れちゃうし」

「ああ、なるほど。あんまり成績良くないんだな」

「むっ、失礼な!これでも私、学年トップをキープしてるんだからね」

納得したとばかりに頷く滝川に、は心外だと軽く睨みつける。

そんなをまぁまぁと宥めるように微笑を浮かべたジョンは、空気を変えるように明るい声で口を開いた。

「それよりも、さんはなんていう学校に行ってはるんですか?」

「やめとけって、ジョン。どうせ聞いたって解んないって」

ジョンのフォローをも笑顔で制して、滝川と綾子はニヤニヤと笑う。

2人はどうしてもをバカにしたいらしい―――ただからかっているだけなのだと分かっているけれど、腹が立つ事に違いはなかった。

そんな2人をは強く睨みつけて、ぶっきらぼうにポツリと呟く。

「・・・城聖」

「あ〜あ、城聖ねぇ。城・・・城聖!?」

やっぱり知らねぇなぁ〜と返そうとした滝川は、すぐさま理解したその名に声を上げた。

見れば綾子もポカンと口を開いている。

どうしたのかとおろおろと2人を見詰めるジョンは、がにやりと口角を上げたのを確かに見た。

「城聖ってたしか・・・」

「都内でも一番の進学校、よね・・・?」

信じられないのか、2人で顔を見合わせながら呆然と呟く滝川と綾子に、1人その高校名さえ知らないジョンは不思議そうに首を傾げる。

その高校がどんなところなのかはジョンには解らなかったが、2人がこれだけ驚いているのだからすごいところなのだろうとそう認識する―――そこでトップをキープしているというのだから、それは驚くべき事なのだろう。

「ふふん、参ったか!」

先ほどとは逆転した立場に誇らしげに笑うを見返して、滝川は眉を顰める。

「お前、ほんとに城聖に通ってんのか?」

「そんな嘘付いてどうすんのよ。ほんとに通ってるよ」

「なんで?」

「なんでって・・・」

素でそう聞いてくる滝川を見返し、は困ったように眉を寄せた。

なんでと言われても、どう答えて良いのか解らない。

すると今度は綾子が訝しげな面持ちで口を開く。

家の、しかも月華が、なんでそんなに苦労してまで進学校に通う必要があるわけ?普通の学校でも良いんじゃないの?」

綾子のもっともな問いに、は困ったように小さく笑む。

確かに、家の子供の大抵は休んでも支障がない高校に通う。

寧ろ高校に進学せず、すぐさま仕事をする子供や修練を積む子供もいた―――高校に進学してもしなくても、仕事に差し支えはないからだ。

とて成績を大幅に落とさないという条件で、最低出席日数を切らない程度ならばと学校を休ませて貰っているのだ。

大抵の家の者は、そこまでして進学校に通ったりはしない。

特殊な能力故に将来の安定が約束されているのだから、そんな事をする必要はないのだ。

「行きたかったからだよ、城聖に」

興味津々に自分を見詰める綾子を見返して、は困ったように苦笑し簡単に返事を返す。

その笑みを見た滝川は、軽く目を見開いた。

それは、あの時・・・ほんの数日前に見た印象深いの笑みと似ていたからだ。

『それで自分の存在が証明できるのならば簡単な事ではないか?』と、そう自分に告げた時の笑みと同じ・・・。

そうやって隠し切れない翳りを瞳の奥に宿すにもやもやとしたものを感じた滝川は、咄嗟に口を開いた。

何を言うつもりだったかなど解らない―――ただ声を掛けなければと思った。

その声は、形になる事はなかったけれど。

滝川が口を開いたその時、それを遮るかのようにビシィと鋭い音が響いた。

何事かと顔を上げる前に、亀裂の入ったガラスが弾け飛ぶ。

悲鳴を上げる暇もなかった・・・―――次の瞬間にはドンドンと壁を叩く大きな音がそこかしこから響き、近くの教室のドアが勝手に開け閉めを始める。

「きゃっ!!」

ベースとなっている教室から短い悲鳴が聞こえたけれど、今はそれに構っていられる状況ではない。

あちらにはナルがいるのだし、麻衣と黒田は彼が何とかするだろうと判断して、滝川はまずこの場にいると綾子を逃がす為に強引に2人の腕を掴んだ。

「とりあえず出ろ!!」

切羽詰った滝川の声に、こういう体験が初めてではないと綾子は促されるままにジョンに背中を押され外へと向かい走り出す。

「何がどうなってんのよ!!」

「そんな事、俺が知るか!!」

未だ鳴り続ける激しいノック音に掻き消されそうな綾子と滝川の声を耳にしながら、とジョンは旧校舎を飛び出した。

 

 

◆どうでもいい戯言◆

原作沿いって難しい。

どうやって無理なく話しに割り込ませるかに悩みます。(今更)

前回はジョン危機一髪で終わったというのに、前回とかなり間が空いてしまっていたせいで、うっかり忘れてそのまま流しそうになりましたが。(ごめんよ、ジョン)

書き進めている途中で気付いてよかったです。(何の報告だ)

作成日 2006.10.16

更新日 2007.9.13

 

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