月の華
すべての者が大なり小なり力を有し、霊能力者として活動する特殊な一族。
その中でも特に特殊な位置に立つ少女は、ある日当主から命じられた仕事に出向き、そこで一風変わった面々と出逢う。
ゴーストハンター・エクソシスト・高野山の坊主・自称巫女・有名な霊媒師、そして一般人であるはずが手伝いに借り出された女子高生。
彼らと出会い、少女はどんな物語を紡ぐのか。
素晴らしき人生の幕開け | 当主から命じられたある仕事。そして彼女らは出逢う。 「怪談ではよくあるシチュエーションですよね」 |
霊能力者にご用心 | 果たして第一印象はいかに?揃った個性的な面々の中で。 「ちょうどいい。俺も行くから、一緒に行くか」 |
それはとても不確かな | お仕事開始。かと思いきや、事態は思わぬ展開を見せる。 「とりあえずまぁ、無事で何よりという事で」 |
姿なき怨霊 | 彼らを巻き込み事件は起こる。果たして真相やいかに。 「・・・なによ。その探るような楽しげな眼差しは」 |
果たすべき責任 | 迫る危険と。そしてナルから聞かされた驚きの事実。 「・・・ここってホント、どうなってんだろ」 |
振り返る事もなく | 次々と起こる騒動と、姿を消したナル。そして見たものは・・・。 「ね。白黒きっちりつけます〜、みたいな」 |
真実の行方 | 夢のような夢と、現実すぎる現実。取るべき道は、はたして。 「さぁな。俺も問答無用で呼び出されただけだ」 |
自己存在証明 | ナルによって明かされた衝撃の事実。そして、心の底に眠る記憶。 「問題ないけど・・・これが何?」 |
小さな約束 | 事件後。穏やかな日常が戻ってくるかと思いきや・・・。 「その形容、どこかで聞いた気がするんだけど・・・」 |