赤い夕日が街中を照らす中、ブラリブラリと歩きながら、は先ほどの銀時の言葉を思い出していた。

桂が自分を探していた。

それは考えないようにしようと思えば思うほど、の思考を埋め尽くしていく。

決してするべきではない行動だと解っているのに、彼女の足は勝手に動いてしまう。

そんなどうしようもないほど愚かな自分の行動に、は薄く自嘲の笑みを零した。

 

何があっても自分にだけは嘘をつくな

 

そう、決して忘れてはいけなかったのに。

いつもいつも、自分は肝心なところでそれを見失いそうになる。

それはきっと決断したとしても心のどこかにある、自分の浅ましい願いのせいなのだろう。

それがどれほど相手に負担を掛けるか解っていながら・・・―――それでも差し伸べられる手に縋ってしまいたくなる、弱く醜い己の・・・。

民家の生垣の影に隠れながら辺りの様子を窺っていたは、深い自己嫌悪に陥りつつも気配を消して、少しばかり離れた場所に立ついつもどおりの僧の格好をした桂へと視線を向けた。

話に聞いて想像していたよりも元気そうな姿に心からホッとする。

それよりも・・・と、は改めて今の自分の行動をどう処理すべきか頭を悩ませた。

勢いに乗ってここに来たまでは良いが、珍しくこの後の事など何も考えてはいない。

ただこのまま黙って姿を消したとしても、桂はいつまでもの捜索を諦めないだろうと、何とか桂を説得できないかと思っていたのだけれど。

「・・・う〜ん、どうしようかな」

はっきり言って、面と向かっての説得は簡単ではないだろう。―――それが解っているからこそ、は手紙を書くという手段をとったのだ。

だからといって、このまま桂を放置しておけば、いずれ真撰組に追い詰められる日が来るかもしれない。

確かに『逃げの小太郎』の異名を持つ桂がそう簡単に捕まるとは思えないが、しかし真撰組だとてぼんくらの集まりではない。―――絶対に安全だという保障はどこにもないのだ。

指名手配犯である以上は絶対の保障など在りはしないけれど、それでも自分の存在がその保障の確立を下げてしまうのはやはり本位ではない。

こうして様子を窺っていれば、自分の取った策が上出来だとはとても言えないとも思うが、それでも自分がこのまま彼の傍に居続けるよりはまだマシなのだと思う。―――それほど、自分は桂にとって疫病神以外の何者でもないのだ。

たとえばが桂や銀時らと出会わなかったとして、今の彼らが変わっていたとはも思わない。

自分にそこまでの影響力などない事も、は知っている。

あの人はああいう人だ。―――たとえ何度人生をやり直したとしても、あの人はきっと同じ道を選ぶのだろうから。

けれど今の自分が無害だともは思わないのだ。

さまざまな思惑が交じり合い、それは望む望まないに関わらず自分たちを取り巻いて飲み込もうとしている。

自分が去る事で桂がそれから逃れられるかどうかは解らないが、少なくともその可能性が低くなるという事くらいは理解できる。

だからこれが最善の方法なのだ。

が自分にそう言い聞かせため息を吐き出したその時、今まで被った笠で顔を隠してうつむいていた桂がふと顔を上げた。

そうしてゆっくりと辺りを見回して・・・―――その瞬間、ばっちりと視線が合ってしまったような気がして、は慌てて生垣の影に身を隠す。

しかし既に桂はの姿を目に留めてしまっていたらしく、驚きの中に嬉しそうな色を宿した表情を浮かべながら、一歩一歩と踏みしめるようにの隠れる場所へと歩み寄った。

「・・・、無事だったのだな。怪我もないようで安心した」

そう言っての姿が幻ではない事を確かめるように手を伸ばし、目の前で柔らかく微笑む桂に同じような笑みを返す事が出来ず、は拳を握り締めて俯いた。

桂はどうして、ここに自分がいるという事が解ったのだろう。

気配は完璧に消していたはずだ。―――雑踏に溶け込み、決して気取られぬように、細心の注意を払って。

攘夷戦争の頃に比べれば幾分か腕は落ちたかもしれないが、それでも絶対に気付かれない自信があったというのに・・・。

なのにどうして、桂はいともあっさりと自分の姿を見つけてしまうのだろう。

その事実に笑いたいような泣きたいような複雑な思いを抱きつつ、は改めて決意を固めてゆっくりと顔を上げた。

「久しぶり、小太郎ちゃん。小太郎ちゃんの方こそ元気そうで安心した」

「ああ、お前が手紙に残していたからな。怪我や病気をしないよう心がけ、ちゃんと食事も取った」

そう言って微笑む桂に向かい、もやんわりと微笑みかける。

それはいつもの2人の間に流れる、穏やかで優しい空気そのものだった。―――が、その言葉を発するまでは。

「銀ちゃんに聞いたの。小太郎ちゃんが私を探してるって。だから・・・私は改めて小太郎ちゃんにお別れを言いに来たの」

出来るだけいつも通りを心がけながらやんわりと微笑んだに、つい先ほどまで穏やかな表情を浮かべていた桂が驚愕に目を見開いた。

「・・・お別れ?」

「私、辰馬ちゃんと一緒に宇宙に行こうと思うの。私って結構商売に向いてると思うし、前からちょっと興味もあったし。―――小太郎ちゃんには申し訳ないけど、今の私にはもう攘夷に興味がないの」

「・・・

戸惑いをそのまま表情に乗せて、桂が何か言いたげに口を開く。

しかしそれを遮って、は有無を言わせぬ口調で言い放った。

「だから、もう私の事は気にしないで」

声はとても優しいのに・・・雰囲気はとても穏やかなのに・・・―――けれど突き放すような物言いに、桂は苦しげに表情を歪める。

それは、明らかな拒絶だった。

一体何があったのかは解らない。―――けれど今のには、目には見えない壁があった。

ついこの間まではあんなにも近くに居たというのに・・・、今はこんなにも遠く感じる。

目の前で柔らかく微笑むを見詰めて、何と声を掛けて良いのか解らずに桂は強く唇を噛み締めた。

伸ばしかけた手が、触れる事無く宙を彷徨う。

そんな第三者から見れば穏やかな・・・けれど緊迫感の漲ったその空気を破ったのは、聞き覚えのある明るすぎるくらい明るい笑い声だった。

「あっはっは!こ〜んなところにおったがか!探したきに〜」

「辰馬ちゃん!?」

何の前触れもなく突然姿を現した坂本の姿に、は目を丸くしてその人物の名を呼ぶ。

何故か顔にはすりむいたような跡がある坂本は、しかしそんな怪我などどこ吹く風でと桂に向かって手を振ると、にこやかな笑顔を浮かべたまま2人の傍で立ち止まった。

「遅くなってすまんかったの〜。なんか色々あってすっかり遅くなってしもうた。陸奥らもお前さんが来るのを今か今かと待っとる。ほれ、さっさと行くぜよ!!」

「ちょっ!ちょっと待て!!」

目の前の桂の存在など視界には入っていないのか、遠慮なくの腕をがっしりと掴み、今まさに彼女を連れて行こうとする坂本を反射的に制して、桂は改めてと向き合った。

・・・本気なのか?お前は本当に・・・」

既に太陽は沈み、辺りは薄闇に包まれていた為に、残念ながら俯いているの表情は窺えない。

しかし桂がの顔を覗き込む前に、はパッと顔を上げてもう一度やんわりと微笑んだ。

「今の小太郎ちゃんには、私の武力も必要じゃないでしょ?だから私は、私の未来を考えようと・・・」

!!」

言い募るの名を強く呼んでそれを制すると、は怯んだように息を呑んだ。

そのすべてが彼女らしくないと桂は思う。

自分の怒鳴り声に簡単に怯んでしまうところも、その悲しげな微笑みも、何かを耐えるように強く握られた拳さえも。

桂の知るは、言いたい事を言い、怒りたい時に怒り、笑いたい時に笑う。

そうして長く彼女と付き合ってきた桂は知っているのだ。―――こんな風に装う時の彼女は、いつも自分を偽り、何かを我慢し、諦めているのだという事を。

無表情とも驚きともつかない曖昧な面持ちで自分を見上げるを見据えて、桂は静かな声色で口を開いた。

、俺が気付いていないと思っていたのか?」

「・・・なにを」

桂の言葉に、の大きな瞳が更に見開かれる。

何を気付かれているのかと素早く頭を巡らせていたの耳に、変わらない桂の静かな声が響く。

「銀時と再会したあの時だ。あの時、俺はターミナル破壊の為に、お前にその為の爆弾を作るよう頼んだ。―――結果的には失敗したが・・・」

「なぁに、突然?私だってたまには失敗くらいするわよ」

自分が思っていた事とは違う指摘にホッと胸を撫で下ろしながら、は漸く調子を取り戻したのか、なんでもない様子でそう答える。

しかしその余裕は、僅か数秒で再び打ち破られた。

「ワザと、だろう?」

「・・・っ!!」

すべてを見透かすような桂の眼差しに、は再び息を呑む。

「銀時の情報を持ってきたのはお前だ。お前は銀時ならばターミナルを破壊するという俺の行動を止めるだろうと思ったのではないか?」

「・・・・・・」

「そしてそれが成らなかった時を想定して、お前はワザと爆弾の威力を抑えた。お前は最初から、俺にターミナルを破壊させるつもりはなかったのだろう?」

いくつもの問い掛けに・・・そうして気付かれてはいないと思っていた真実の暴露に、はまっすぐに注がれる桂の眼差しに耐え切れず視線を逸らす。

そうして苦し紛れに言い訳を考えながら・・・それでも若干混乱した脳では良い言い訳など思いつくはずもなく、吐き捨てるように笑みを零した。

「なによ、今更。・・・そんな事、もうどうでもいいじゃない。もう全部終わった事なんだから」

そう、すべては終わった事なのだ。

確かに銀時の情報を仕入れてきたのはだ。

爆弾作りに失敗したのもだし、そのすべての要因を経て、結果ターミナルの破壊に失敗したことも事実。

その時がどんな思惑を抱いていたのかは本当に今更で、にはどうして今になって桂がその話題を出したのか・・・その真意が解らなかった。

しかしそんな戸惑いを見せるをそのままに、桂は淡々とした口調で話しを進める。

・・・、何故俺の元を去った」

「それは・・・手紙にも書いたでしょ。私も自分の将来を見据えて・・・」

「何故俺の目を見て答えない。それが真実ではないからではないか?」

「そんな事・・・っ!!」

反論しようと顔を上げたその瞬間、まっすぐに自分を見据える桂の瞳とかち合い、その眼差しの強さに気圧されるようには口を噤んだ。

偽りを許さない眼差し。

いつもまっすぐに前を向き、決して穢れる事のない澄んだ心。

それが桂の桂たる所以だ。―――そこがの好きなところであり、また時に彼女を苛むところでもある。

人は、いつだって強くはいられないから。

、戻って来い。お前が何を悩んでいるのかは解らんが、悩むのならば俺の元でも構わないだろう。俺たちはそうして今日まで共に過ごしてきたのではないか?」

続けられる言葉に耐え切れず、はぐっと表情を歪める。

もう、耐え切れなかった。

優しい言葉を掛けられるのも、心配されるのも・・・。

「・・・小太郎ちゃんはっ!小太郎ちゃんはぜんぜん解ってない!!」

心の奥底に封じ込めていたはずの想いがこみ上げてくる。

今まで必死に押さえ込んでいたはずなのに・・・―――それは一言言葉にするだけで、いともあっさりと決壊してしまう。

そんなに簡単な事ではないのだと、心が叫び声を上げる。

「・・・

「ぜんぜん解ってないよ、小太郎ちゃんは!今の小太郎ちゃんには、もう私なんて必要ないでしょ!?私がいるだけで・・・それだけで降りかかる災難だってあるの!私がいるだけで・・・!!」

っ!!」

一際強く名前を呼ばれ、その声の強さにはのど元まで出掛かった言葉を飲み込んだ。

表情を歪めながら、今にも泣き出しそうな面持ちで自分を見つめるに、桂は真剣な眼差しを向けると宥めるような優しい声で口を開く。

「どんな災難が降りかかろうと構わない。そんなものに屈する気など俺にはない。何があってもお前は俺が守ってみせる」

力強い声に、いっその事縋りつく事が出来ればどれほど楽だろうとはぼんやりとそう思う。

けれどそれは許されないのだ。―――それでは何も変わらない事をは知っている。

だからこそ、最期の気力を振り絞って、はまっすぐに桂を見返した。

「私は・・・私は守って欲しいんじゃない。私は、ただ・・・」

ただ、見たくはなかったのだ。

桂が傷つき、苦しむ姿を。

そして、過去のありふれた・・・けれど温かいあの光景が、目の前で崩れ去ってしまうのも。

そう、にも解っている。―――たとえが姿を消したとしても、その現実が起こらない保障などない事も。

ただ、自分は目を逸らし続けているだけなのだという事も。

けれど・・・解っていても、それでも心は受け付けない。

逃げ道を探してしまう。―――結局はそれを、桂の為だと言い訳をしながら。

改めて自分の弱さや醜さを突きつけられた気がして、は苦しげに表情を歪める。

しかしそんなに桂はゆっくりと手を伸ばし、俯いたの顔を上げさせてから至極穏やかに微笑んだ。

「ならば、お前が守ればいい。俺も、エリザベスも、攘夷党の仲間たちも、すべてお前が守るんだ。―――今のお前にはそれだけの力があるだろう、

穏やかな桂の声。

視線を上げれば、声色に違わない優しい桂の微笑み。

今になって、どうしてターミナル破壊の話を出してきたのか・・・この時になって、は漸くそれを察した。

昔の自分には、守るものなど無かった。

失いたくないものなら少なからずあったが、そのすべてが自分が守る必要の無いものばかりだった。

あの戦いの日々の中で、桂も、銀時も、坂本も、そして高杉も、誰かの守護など必要とはしていなかったから。―――そしては、たとえどれほど激しい戦いに身を投じたとしても、きっと彼らは帰ってくるだろうと心のどこかでそう思っていた。

それは本当に不思議な事だけれど、にはそう思えたのだ。―――それはもしかすると、幼さゆえの過信だったのかもしれないが。

けれどたとえそうだとしても、結果的に彼らはいつも帰ってきた。

酷い怪我をしていても、ケロリとした面持ちで彼らは帰ってきたのだ。―――だからはいつも心配こそすれ、過度な不安に襲われずに済んだ。

けれど今回は違う。

も大人になり、現状を正確に・・・そして冷静に見詰める事が出来るようになった。

だからこそ、楽観的に大丈夫だなどと構えてはいられない。―――自分を取り巻く現実に、不安と・・・そして失ってしまうかもしれない事への恐怖を抱いた。

だからは桂の元を去ろうと決意したのだ。

これ以上の危険を冒さない為に・・・、決して見たくはない現実が真実になる前に。

けれど桂は言う。―――それが怖いのならば、自分が桂たちを守れば良いのだと。

そんな事が本当に可能なのか・・・そんなものに自信などありはしないけれど。

桂の言いたい事は、ちゃんとにも伝わっていた。

そう、自分は変わったのだ。

どこをどう変わったかと言われれば答える事など出来ないけれど・・・―――少なくとも桂の言葉を理解できるほどには自分は変わった。

ただ曖昧な確信を持って待ち続けるだけではなく、自らが守るために動くのだという事。

それはあの日、無関係な犠牲者は出すまいと決意し、その為の策を練ったように。

考えた事も無かった。

けれど桂の言う通り、今の自分にならば出来るかもしれないとそう思う。―――それこそ何の確信も無いのだけれど。

「・・・もう良いじゃろ」

突然の事に頭の中がぐちゃぐちゃになり、ただ呆然と桂を見上げていたの耳に坂本のそんな穏やかな声が届いたのは、沈黙が降りてからしばらく経っての事だった。

「・・・辰馬ちゃん」

「いい加減素直にならんと、ほんに大切なもんば失ってしまうぜよ」

彼を知る者にとっては奇跡とも思えるほど静かに話を聞いていたらしい坂本は、我に返って振り返ったを見据えて宥めるようにそう告げる。

それは本当に優しい声だった。―――まるで慈しむように、包み込むように・・・普段は隠れて見えない坂本の、きっとそれは本質なのだろう。

何も言えずにただ立ち尽くすへやんわりと微笑みかけると、しかし次の瞬間にはいつも通りの太陽のような笑顔を浮かべて、傍迷惑なほど明るい様子でバシバシとの背中を叩いた。

「あっはっは〜!ほんに惜しい事したぜよ。もうちょっと早くの事迎えに来とったら、今頃はわしと一緒に宇宙におったんに」

「坂本・・・」

冗談とも本気ともつかない坂本の言葉と、苦々しい表情を浮かべる桂を見て、は困ったように笑みを浮かべる。

きっと、あの時・・・が坂本に連絡を取ったあの時、坂本がすぐに迎えに来ていたならば、彼が言うようには既に宇宙にいたのだろう。

けれどそうはならなかった。―――もしかすると彼の迎えが遅れたのは、偶然ではなかったのかもしれないとは思う。

「じゃが、わしの本当の望みはそれじゃないけ〜。わしが一番に望むんは、らしく、楽しそうに幸せそうに笑っとる事じゃ」

まるでそんな考えを肯定するかのように、坂本はもう一度豪快に笑い声を上げた。

「ま、それがわしの隣であればなお良かったんじゃがの〜、あっはっは!!」

にぎやかな笑い声に通り過ぎる人たちが振り返るけれど、もとより人の目を気にするような坂本ではない。

指名手配犯である桂にとっては喜べる状況ではないけれど、それでもかつてのあの穏やかな空気がそこにはあるような気がして、は本当に久しぶりに心から笑顔を浮かべた。

「・・・辰馬ちゃん。私、辰馬ちゃんの事も大好きよ」

だから、ありがとうの代わりに、今のの精一杯の・・・何の偽りもない言葉を。

もう目を逸らすのはやめようと、は思う。

逃げ出したとしても現状は何も変わらないし、結局自分はまたこの場所に戻ってくるのだろうと思い知らされてしまったから。

桂の言うように、自分が本当に自分の大切なものを守れるのかは解らない。

ただ目を背ける前に、その努力はしてみるべきだとそう思った。

「辰馬ちゃん。折角だし、一緒にご飯食べよう。私、今日は腕を奮うから」

「おー、それは楽しみじゃ!今回は実験はなしぜよ!」

「・・・まったく、騒がしい奴だ。少しは落ち着きというものを身につけたらどうだ」

まるで何事もなかったかのように笑顔を浮かべて、3人は既に暮れてしまった通りを歩き出す。

銀時と・・・そして真撰組には、改めて礼を言いに行かなければならない。―――結果がそれぞれの望みに叶っているかはともかくとして。

それでも今はまだ、久しぶりの再会を楽しんでいたい。

相も変わらず口論しつつ隣を歩く桂と坂本を見上げて、は楽しそうに笑った。

 

 

◆どうでもいい戯言◆

あーもうしゃっきりしろよ!と自分で書きながらイライラしてみたり。(おい)

随分前から考えていたのですが、書けば書くほどわけが解らなくなってきた気がします。

一応ある話への前置き(長っ)的話なのですが・・・。(なんていうか丸わかりですか)

 

作成日 2007.8.7

更新日 2007.7.25

 

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