竹刀の打ち合う音が、深い森の中に響く。

両手にしっかりと竹刀の柄を握り締めたは、下から掬い上げるように対峙するクラトスに向かい攻撃を仕掛けた。

しかしクラトスはその攻撃を一歩下がり紙一重で避けると、胴回りに隙が出来たの腹を目掛け突きを繰り出す。

その素早い攻撃に、は辛うじて後ろに跳び退りつつ避け、振り上げた竹刀の柄でクラトスの竹刀を打ち据えた。

しかし無理な体勢のその防御にバランスを崩さない訳も無く、重力に引きつけられるようにはその場に片膝を付く。―――すぐに立ち上がろうと足に力を入れたその瞬間、静かな動作で目の前に竹刀が突きつけられた。

ピタリと動きを止めて、竹刀からクラトスへと視線を移す。

「・・・・・・参りました」

たっぷり間を空けてから溜息混じりに呟くと、クラトスは微かに笑みを浮かべての眼前に突きつけていた竹刀を下ろした。

 

光を求める

 

「すごいわ、!!」

2人の攻防を少し離れた場所から見ていたマーテルは、目を輝かせての元へと駆け寄った。

そんなマーテルを目に映しながら、は苦笑を浮かべて立ち上がる。

「そう言ってくれるのは嬉しいけれど・・・内心ちょっと複雑だわ」

抱きついてくるマーテルを受け止めて、は溜息混じりにそう漏らした。

「あら?どうして?」

「どうしてって・・・だって私はまだクラトスに一度も勝った事がないんだもの」

少しだけ頬を膨らませて、は拗ねたようにそっぽを向く。―――そんな普段はあまり見ることの無い子供っぽい表情に、クラトスの表情が少し柔らかくなった。

がクラトスに剣術を習い始めてから、早数ヶ月。

本来の教え子であるミトスも練習熱心ではあったが、それ以上に負けず嫌いで練習熱心なは、見る見る間に上達していった。

元々剣術の才能があったのかもしれないが、僅か数ヶ月足らずの間にクラトスが知る剣士たちに負けず劣らずの実力をつけている。

難を言えば実戦経験が無い事だが、それもいずれは解決される問題だろう。

常に相手をするのがクラトスなので、彼女が自分の剣術の上達振りに気付いているとは思えなかったけれど。

クラトスはニコニコと笑顔を浮かべるマーテルと、拗ねたように眉間に皺を寄せるを交互に眺めて、彼自身が驚くほどの穏やかな声を掛けた。

「ずいぶんと上達している。私も驚いているくらいだ」

「・・・クラトス。気を遣ってくれなくても構わないわよ」

「私は本当の事を言ったまでだ」

クラトスの言葉に複雑そうな表情を浮かべたは、しかし続いて告げられた言葉にジッとクラトスの顔を凝視する。

窺うようなその視線を甘んじて受けていると、少しの沈黙の後が不意にはにかむように笑った。

「・・・ありがとう」

返された素直な言葉に、クラトスも同じようにはにかんだ。

そんな2人を見詰め、マーテルは満足そうににっこりと笑う。

最初はぎこちなかった関係も、日を重ねるごとに少しづつ自然なものになって行った。

今ではも、クラトスを人種を超えて信頼の出来る人物だと認識しているように見える。―――クラトスに向けられる態度に警戒心や敵意は見られず、つい数ヶ月前まであれほど避けていたのが嘘のようだ。

は地面に膝を付いた際に服についた砂埃を払うと、唐突に空を見上げる。

生い茂る木々の隙間から丁度頭上に輝く太陽を見つけて、そのまま視線をクラトスに向けた。

「これからミトスとの稽古なのよね」

「ああ・・・もうそんな時間か?」

同じく空を仰ぎ見て、太陽の位置で時間を計る。―――確かにもうそろそろ、ミトスが稽古の為に訪れるだろう時間だ。

「今日は無理を言ってごめんね。昼からは少し用があったから・・・」

普段ならばミトスと共に稽古をするだが、先ほど言ったように昼からは用事があり、無理を言って午前中に剣術の稽古をつけてもらっていた。

一日足りとも鍛錬は休まないその姿勢に感心しつつも、普段あまり時間に縛られていないが言う用事とは一体何なのかが気になる。

気にはなったが、わざわざ聞くのも気が退けた。―――が稽古の時間をずらして欲しいなどというのは初めてだし、それを願い出る時理由を言わなかったのだから人には言い辛い事なのかもしれない。

「それじゃ、私はそろそろ行くわ」

練習に使っていた竹刀を握りなおして、はクラトスとマーテルにそう告げるとクルリと踵を返して家の建つ方向へと足を向ける。

去っていく後ろ姿を見送りながら、クラトスは気付かれないほど小さく溜息を吐いた。

自分のことを、何一つ話さない

クラトスにとって、はまだまだ謎の多い人物でもあった。

 

 

森全体が赤い太陽に照らされる頃、今日の鍛錬を終えたクラトスはマーテルとミトスの家のリビングで珈琲を飲んでいた。

すぐ傍にあるキッチンでは、マーテルが夕飯の準備をしている。

先ほどまで稽古をしていたミトスは川に水を汲みに、ユアンは森の中へ木の実を取りに出かけていた。―――あと30分もすれば全員がここに姿を現し、いつも通りの夕餉が始まるのだろう。

ふと、クラトスはカップをテーブルに戻し、マーテルに視線を向ける。

「そういえば・・・の姿が見えないが?」

料理の邪魔にならないよう遠慮がちに声を掛けると、マーテルが作業の手を止めて身体をクラトスの方へと向ける。

昼頃、なにやら用事があると言って何処かへと行っただが、あれからもう数時間も時が経っている。―――何の用なのかは聞いていないのでクラトスは知らないが、いくらなんでも今まで姿を見ないのは可笑しい。

そんなクラトスの心中に気付いたのか、マーテルは窓の外に視線を移し少しだけ表情を曇らせて呟く。

「そうね・・・ちょっと帰りが遅いわね」

「・・・・・・マーテル。は一体何処へ?」

聞くのは少しだけ躊躇われたが、やはり気になるものは気になる。

が知られたくないと思っていることならばマーテルが口を滑らすわけも無いし、一応聞いてみるかと口を開いたのだが、返って来たのはマーテルの不思議そうな表情で。

「何処って・・・。ああ、そういえばクラトスは知らないのよね」

すぐに何かを思いついたようにポンと手を鳴らし、にっこりと微笑む。

は今日、街に買出しに行ってくれているのよ」

「・・・買出し?」

マーテルの言葉に、クラトスは訝しげに眉を寄せた。

彼がここに来て半年経つが、今までそんな話は聞いたことが無い。

そもそも4人は外界から切り離されたようなこの森の中で、自給自足の生活を送っている。

だから不便な事も勿論あるだろうが、既にその生活を確立させている為わざわざ買出しなど必要がないように思えた。

クラトスの考えを、彼の顔に浮かんだ表情で察したマーテルは小さく笑う。

「普段は買出しなんて必要は無いんだけどね。でもちょっとした日用品なんかはやっぱり森の中では手に入れ難いから・・・。だから半年に一度くらいの頻度で、まとめて必要な物を買出しに行くのよ」

「なるほど」

確かに今使っているカップなどは木を掘って作られた手製のものだが、その中に注がれてある珈琲や今マーテルが料理に使っている調味料などは、この森では手に入らない。

言われるまでそれに気付かなかった自分の洞察力を苦々しく思いながらも、また違う疑問が浮かんで来る。

「・・・何故、彼女が買出しに?」

浮かんだ疑問を、クラトスはそのままマーテルに向けた。

街といえば、当然だが人間で溢れ返っている。―――人間を嫌悪するが、好き好んで近づきたがるような場所とは思えない。

しかし昼間用事があると言っていたは、進んでそれを引き受けているように見えた。

「最初はね、当番制にしようって言ってたんだけど、が自分が行くって断固として譲らないのよ。ユアンはともかくミトスなんかは一緒に行きたいっていつも言うんだけど、が絶対に駄目って」

「あのがか?」

「森の中はモンスターも多くて危ないからって。私たちはみんな魔術しか使えないから、実際モンスターに遭遇すると危険なのよね。ほら、呪文唱える暇がないから」

その点は護身術程度の体術とかは出来たから・・・と言葉を付け加え、それに今は剣も使えるしねと、昼間の稽古を思い出しているのかニコニコと笑顔を浮かべる。

しかしクラトスはどこか腑に落ちない気がして、しかしその理由が解らず困ったように窓の外に視線を向けた。

先ほどまで赤く染まっていた森は、太陽の光が沈むのと同時に薄暗く闇が広がっている。

珈琲を飲むことさえ忘れてただ窓の外を凝視するクラトスを見詰めて、マーテルは柔らかな笑顔を浮かべた。

「そんなに気になるなら、迎えに行ってあげたら?」

「・・・・・・」

無言で振り返ったクラトスに、マーテルは更に言葉を続ける。

「あまり荷物は多くないけど、やっぱり1人じゃ大変だろうし・・・。私は夕飯の準備があって手が離せないのよ。だからクラトス、お願いしても良いかしら?」

向けられる笑顔と言葉に、どこかお膳立てされているような気がしないでもなかったが、その申し出はクラトスにとってもありがたいものだったので、短く肯定の返事を返して椅子から立ち上がった。

迎えに行こうと思っていても、様々な葛藤がせめぎ合いなかなか口に出す事が出来なかったクラトスにすれば、まさしく天の助けだ。

「・・・すぐに戻る」

外していた剣を装備し足早に戸口へと向かうクラトスの背中に、マーテルの笑いを含んだ声が掛けられた。

「頑張ってね、クラトス」

それに一瞬動きを止めて・・・しかし振り返らずに家を出る。

何をと聞く気にはなれなかった。

 

 

たちが住む家から街までは、結構な距離がある。

未開の森である事から、勿論道らしき道など無い。―――しかし申し訳程度開かれた獣道に誰かが通った後を見つけて、クラトスはそれを辿っての姿を探す。

しかしどれほど進んでもの姿を見つけることが出来ず、とうとう街に程近い開けた道に出た。

森の入り口付近は、街の人間の出入りもあるのだろう。―――森は開かれ、地面はしっかりと踏み固められている。

もしかすると行き違いになったのかもしれないと辺りをグルリと見回した時、クラトスはそこで捜していた人物を見つけることが出来た。

街道(と呼ぶには少しお粗末だが)から少し外れた場所にある木に背中を預けるようにして座り込む少女。

片膝を立て、その上に頭を乗せて、ピクリとも動かない。

長い黒髪が隠していて顔は見えなかったが、見間違える筈がないという自信がクラトスにはあった。

少女の傍には大きな荷物があり、既に買出しは済んでいることを示している。

一体こんな所でどうして道草を食っているのだと半ば呆れつつ、クラトスは少女がいる方へと足を向けた。

ガサガサと葉を鳴らして、の名を呼ぼうと口を開きかける。―――がその前に、座り込んでいたが勢い良く伏せていた顔を上げた。

瞬間、クラトスの動きが止まる。

「・・・・・・クラトス?」

夜目が利くはずのの、探るような声。

それに短く返事を返すと、途端に空気が和らいだような気がした。

一体、先ほどのはなんだったのだろう?

一瞬向けられた、敵意と憎悪が入り混じった眼差しと殺気は。

そんな疑問を抱きながら、クラトスは止めていた足を踏み出しの傍に歩み寄った。

それと同時に再びは顔を伏せ、クラトスの視線から逃れるように身を捩る。

「こんな所で何をしているのだ。マーテルが心配して・・・っ!?」

呆れ混じりに口から出た言葉は、夜の闇に隠されたの姿を見た瞬間途切れた。

!?」

慌てて傍へ駆け寄り、その華奢な肩を両手で掴む。―――それに体をビクリと跳ねさせ咄嗟に上げられたの顔を見て、クラトスは言葉もなく息を呑んだ。

夜の闇で遠目からは見えなかったの身体には、無数の傷がついていた。

それは身体だけではなく、顔にまで及んでいる。

頬は赤く腫れ、唇の端からは血が滲んでいた。―――既に血は止まっているものの、あまりに酷い怪我に思考が付いていかない。

一体何があったというのだろうか。

唯一解っている事は、それがモンスターにやられた怪我ではない事ぐらいだ。

「・・・一体、何が」

呆然と呟くクラトスから視線を逸らし、はただ気まずそうに宙を見続ける。

暫しの沈黙の後、搾り出すような声で呟いた。

「このことは・・・みんなには黙ってて」

?」

「知られたくないの。私なら・・・大丈夫だから」

そう言いクラトスの手から逃れて、小さく呪文を唱え始める。

ヒール

小さく呟かれた言葉と同時に、淡い光がの身体を包み込む。―――その光が消えたあと、の身体には先ほどまであった傷は見られなかった。

「・・・

「何でもないわ。ただ転んだだけよ」

「転んだだけであのような傷を負う筈が無いだろう。あれはどう見ても・・・」

言いかけて、クラトスは口を噤んだ。

愕然としながらを見ると、は深く溜息を吐いた。

そんな仕草が、自分の考えが間違っていないのだと肯定しているように思える。

そう、あれはどう見ても・・・―――自分が言おうとした言葉に、背筋が凍った。

あれはどう見ても、人から暴行を受けた傷だ。

「・・・・・・」

「・・・気にしないでよ。クラトスが悪いわけじゃないんだから」

黙り込みこれ以上ないほど表情を強張らせたクラトスを見て、は茶化すように肩を竦める。

何故先ほど、あれだけの敵意と憎悪が向けられたのか・・・その理由が解った。

そしてこの状況に動じていないを見て、今回が初めてではないのだということを察した。

「・・・何故」

クラトスの曖昧な問い掛けに、しかししっかりとその意図を汲み取ったは皮肉を帯びた笑みを浮かべる。

「そんなの聞くまでもないでしょう?・・・・・・私が、ハーフエルフだからよ」

「・・・・・・」

「人間にとって、ハーフエルフなんて気晴らしの道具にしか過ぎないんだわ」

表情を歪めて笑うの目には、消えることの無い憎悪の炎が宿っていた。

買出しを譲らなかった理由も、同行を認めなかった理由も、これが原因だったのかとクラトスはを見詰めながらそんな事を思う。

何故が徹底的に人間を嫌うのかも。

どうしてあれほどまでに拒絶されていたのかも。

こんな仕打ちを受けて、人間に好意を抱ける筈が無い。

全ての原因を理解し、そして自分が受け入れられたのが奇跡にも近い出来事だったのだという事を、クラトスは改めて思った。

そして先ほど自分を見つけたが、すぐにその身に宿していた憎悪を消した事に安堵する。―――自分はもう、拒絶の対象ではないのだと。

「人間なんて・・・消えてしまえば良いんだわ」

低く這うような声色に、クラトスは我に返った。

を見ると、地面を睨みつけ手が白くなるほど拳を握り締めている。

「人間なんて、嫌い。あんな奴ら・・・みんな消えれば良い!」

搾り出すような声に、クラトスは苦しげに眉を寄せた。

吐き出される言葉は全て本心なのだろう。―――しかしがそれをしないことは解っていた。

この場に、争ったような形跡はないのだから。

それが心のどこかで人間に危害を加えるのを躊躇っているからなのか、それとも反撃に際して怒り狂った街の人間が森の中に攻めて来るのを危惧しての事なのか。

「・・・

ただ名前を呼ぶしか出来ない自分を情けなく思いながらも、それ以外の言葉など思い浮かばず、体を震わせるをただ見詰めた。

「・・・・・・なんでなの?」

そんなクラトスの声に反応するかのように、は先ほどからは考えられないほど小さな声で呟いて、握り締めていた拳を解き全てを拒絶するかのように耳を塞ぐ。

「何で・・・私たちが、一体何をしたって言うのよ」

消え入りそうなほど、小さな声。

今まで聞いた事が無いほど、弱々しい声で。

きっと誰も聞いたことが無いだろう、の心の奥底に眠る想いが耳に響く。

「好きで、ハーフエルフに生まれたわけじゃない。拒むのなら・・・どうして私たちを生み出したの?最初から、生まなければ良いのに・・・」

「・・・・・・」

「こんな風にしか生きていけないなら・・・生まれたくなんて無かった」

悲痛なその言葉に、身を縮こませ震える華奢な身体に。

クラトスは苦しくなって、衝動的に手を伸ばしていた。

フワリとの身体に腕を回すと、力強く抱きしめる。

瞬間的に強張ったの身体も気にせず、胸に込み上げる言葉に出来ないほど切ない感情を伝えるように、ただ腕の力を強めた。

「・・・

名前を呼ぶと、腕の中の華奢な身体がビクリと震える。

それに気付かぬフリをして、クラトスは言葉を続けた。

「私は・・・お前がこの世に存在していて、嬉しい。お前に出逢えて・・・良かったと思っている」

「クラト・・・」

「お前がハーフエルフであろうと関係ない」

クラトスの名前を呼ぶの声を遮って、クラトスはただ自分の想いを口にする。

「私はお前を、愛している」

その言葉に、クラトスの腕から逃れようと身を捩っていたの動きが止まった。

息を殺して、更に身体を強張らせる。

それさえも封じ込めるように、クラトスはの身体を抱きしめ続けた。

不思議と気持ちは落ち着いている。―――気持ちを伝えることを考えただけで早鐘を打っていた鼓動が、まるで嘘のようだ。

「・・・

長い長い沈黙を破って、クラトスがの名を呼ぶ。

それと同時に、弾かれるようにしてはクラトスを押しのけて立ち上がった。

見上げたの顔は、信じられないものを見るかの様に目は見開かれ、言葉も無く呆然と立ち尽くしている。

その普段では見ることの出来ない表情にクラトスが思わず微笑を零すと、ハッと我に返ったは瞬時に顔を赤くして、それを隠すように口元を手で押さえた。

「な・・・何言って・・・・・・」

「聞こえなかったのか?ならばもう一度言おう。私は・・・」

何時もからは考えられないほど強気で大胆になっているクラトスを驚きの表情で見詰めていたは、再び繰り返される告白から逃れるように踵を返して駆け出す。

森の中に消えていく後ろ姿を見送って・・・クラトスは大きく息を吐き出した。

今は追いかける気にはなれない。―――そんな気力は、既に残ってはいない。

あれほどすらすら言葉が出てきたことに信じられない思いを抱きつつ、が置いていった買出しの袋を抱え上げて思わず頭を押さえる。

こんな形で想いを告げることになるとは・・・。

後に引けなくなった感も否めない。―――それでも、あんな風に傷付き震えているをただ見ていることなど出来なかった。

「・・・後はがどう出るか、だな」

溜息混じりに呟いて、クラトスはの後を追うように家路を急いだ。

 

 

◆どうでもいい戯言◆

なんかすごい無理矢理話を進めた感じが・・・。(汗)

もうちょっとスムーズに展開を運びたかったのですが、なかなか上手く行きません。

強がっているけれど、実は精神はまだまだ弱い。

そんなヒロインの葛藤を書きたかったんですがね・・・見事玉砕。(笑)

連載と同一人物に見えない。

何しろあっちは老成しきってますから・・・。(だって4000年以上生きてるし

作成日 2004.11.28

更新日 2008.10.29

 

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