血ぬられた迷宮
増改築を重ね、迷路のように部屋が広がる古い洋館。
多くの人間が姿を消したこの館で、またも起こる行方不明事件。
SPRに依頼に訪れた女性は、どうやらナルやリンの知り合いのようで・・・。
集められた霊能者たち。
この洋館で起こった、凄惨な過去が今明かされる。
闇への誘い | 日常に訪れるささやかな変化。現れた美女の目的とは。 「あら、そう?うふふ〜、なんだか楽しいわね〜」 |
霊能者たちの集い | ナルの呼び出しと、調査の依頼。集められた顔ぶれの中には。 「なにおう!そんな事いう子はこうしてやるー!!」 |
迷宮探検隊 | 事件の概要と、依頼内容。ベースを出た先に広がるのは。 「いやよ。肉体労働は私の性に合わないもの」 |
密やかな決意 | 雑談で明かされる事実。それは僅かな悲しみを伴って。 「何が知りたいんですの?」 |
彼女の現実 | 調査中に遭遇した人物。否応なく突きつけられる現実と。 「・・・止めるべきだったと思うか?」 |
測量班の憂鬱 | 泥沼化する現実。複雑怪奇な邸内に四苦八苦する人々。 「いや〜、お褒め頂いて光栄です」 |
霊を呼ぶ声 | 仕事の後で。五十嵐の主催する降霊会に出席する事になったけれど。 「胡散臭いなんてもんじゃないよ、あれは」 |
消える人 | 訪れる夜と、訪れる朝。調査の中見つけた新事実。 「・・・そんなに大声で言わなくても聞こえてますわ」 |
2人目の犠牲者 | 行方不明になった鈴木を捜して。そんな中、事件は起こる。 「そういうお前は落ち着きすぎてる気がするけど・・・?」 |
隠された部屋 | 鈴木と厚木の行方は?そして発見した、肖像画の人物とは。 「ハイです。すぐにこれを持って出ます」 |
悪夢の傷跡 | 夢の中で行われる惨劇。目覚めた世界で待っていたのは。 「ちょっと!あなた・・・本気で言ってんの!?」 |
見えない壁 | 調査中に出逢った人。確かに感じることの出来るそれは。 「・・・アンタって、やっぱりむかつくわ」 |
渋谷さん家の家庭事情 | ついに出た3人目の犠牲者。それぞれの身を守るために。 「おいおい、ナルちゃんに聞かれたらどうすんだよ」 |
声なき叫び | 未だ謎に包まれた空白部分。そして事態は一変する。 「それを言われると非常に痛いんですけど・・・」 |
悪魔の子供 | ついに明らかになる真実。屋敷に棲む悪魔の正体とは? 「自分で言うなよ、自分で」 |
意外な結末 | 壁の向こう側にあるものとは。そして、漸く明かされた真実。 「なんだよ、その嫌味のこもった話し方」 |
それぞれの現実 | 撤収作業中に。それぞれの想い、それぞれの結末。 「・・・もー、2人とも勝手なんだから」 |
最悪の展開 | 姿を消した真砂子。彼女のその身に迫るのは・・・。 「そ〜う?うふふ、褒められちゃったわね」 |
箱の中の欲望 | 謎の空白部分の正体。そして、とうとう現れた悪魔。 「あなたは行かない方がいい」 |
前を向いて | 美山邸を後にして。感じる理不尽さと、変わらない日常。 「どうしたんですか。さっきからため息ばっかり」 |